<会報『エール』第6号に掲載>
本日12月19日正午から、名古屋駅名鉄セブン“ナナちゃん人形”前で薬害肝炎訴訟を支える学生の会が企画した全国統一行動のチラシ配りをしました。

Yell(支える会・名古屋)メンバー10人、原告・家族7人、弁護団8人、その他協力者2人の合計27人で、パネルを掲げて薬害肝炎の問題をハンドマイクで訴えながら、3000枚のチラシを通行人に手渡しました。
最初は「今日中には配りきれないのではないか」と思えるほど大量に感じたチラシも、皆で力を合わせて配り続けて、午後5時過ぎには全て配り終えることができました。
金田さんをはじめ、原告・家族の皆さんもYellメンバーに混じって、熱心にチラシを配られました。信号待ちをする間に手渡されたチラシに目を通す通行人も多く、これをきっかけに、薬害肝炎問題に関心を持って下さった方も少なくなかったのではないか、と思いました。
(画像上:マイクで通行人に訴えかけるYellメンバー。画像下:原告の金田さんも活動に参加しました)

<会報『エール』第6号に掲載>
フィブリノゲンが納入された約7000の医療機関名が公表されました。
本日、厚生労働省は、フィブリノゲン製剤納入先医療機関を公表しました。その結果、1980年以降、全国の6933の医療機関にフィブリノゲン製剤が納入されていたことがわかりました。中部地方(東海三県・北陸三県)だけでも700を越える医療機関の名前がリストアップされています。
この公表を受けて、薬害肝炎全国原告団・弁護団は声明文を発表しました。名古屋の原告団・弁護団もこの声明文発表について本日午後5時15分から記者会見を行い、この地域の被害者が早く感染の事実に気付いて治療を開始できるよう、幅広い報道の実現を呼びかけました。
かけつけた報道陣に対して、名古屋訴訟原告の金田和子さんからは、ようやく納入先公表に至ったことを感慨深く受け止めているが、国は公表しておしまいとすることなく、検査・治療体制の充実に努力して欲しいという切実な願いを伝えました。

声明文
フィブリノゲン製剤納入医療機関名公表に対する声明
2004年12月9日
薬害肝炎訴訟全国原告団・弁護団
本日、厚生労働省は、フィブリノゲン製剤の納入が特定された医療機関名を公表した。
私たち薬害肝炎全国原告団・弁護団は、支援者や関係諸団体と共に、納入先医療機関名の早期公表を繰り返し厚生労働省に要請していたが、公表は本日まで先送りされてきた。
そもそも、C型肝炎は肝硬変や肝癌へと発展する致死性の重篤な感染症でありながら、自覚症状が乏しく、感染後も症状の進行を自覚できない場合が多い。と同時に、感染した者の健康維持のためには、感染の早期発見、早期治療開始こそが最も重要とされる。
フィブリノゲン製剤による感染被害者が、少しでも早く自らの感染を疑い、検査の機会を得るためには、同製剤の危険性の警告と共に納入先医療機関名等の公表が緊急の課題であった。内閣府情報公開審査会も、本年2月には開示すべきとの答申を出していたのであるから、厚生労働省や三菱ウェルファーマ株式会社および一部の医療機関の人命を軽視した姿勢により、本日に至るまで公表が遅れた事実に対して、大変遺憾に思う。
この遅れを少しでも取り戻し、潜在する感染被害者らの早期被害回復を実現するため、私たちは、本日、改めて以下の取り組みを要望する。
まず、厚生労働省は、国民の不安を真摯に受けとめ、検査や早期治療開始の必要性につ
いて広く呼びかけると共に、医療機関等への指導を徹底されたい。そして、肝炎全体の対策のため、今後の検査体制や治療体制の充実に、重大な決意を持って取り組まれたい。
また、公表された各納入先医療機関においては、相談を寄せられた方々に対する診療録開示等の誠実な対処はもちろん、自らが患者の健康に関する極めて重要な情報を保有していることを重く受け止め、保管する診療録等を早急に調査し、投与された疑いのある患者を特定した上、患者らに対する個別の検査呼びかけをなすよう要望する。同時に、同製剤投与の記録が残されている可能性のある診療録等については廃棄せず、慎重な保管管理をなされたい。
さらに、報道機関各社においても、納入先医療機関名等の情報が、未だ感染に気づいていない多くの患者らの生命、健康にとって極めて重要な治療開始の端緒となる情報であることを踏まえ、広く世間に周知徹底を図る役割を担われんことを期待する。
そして、納入先医療機関において出産、手術などの処置を受けられた経験のある方々には、一日も早く、自らの感染の有無を確認するため、近隣の保健所や医療機関等において検査されることをお願いしたい。
私たち薬害肝炎全国原告団・弁護団も、本日以降、各地で緊急にこの問題に関する無料電話相談窓口を設置し、来年1月16日には全国一斉の説明会を開催する等して危険性の周知徹底や検査および治療の支援を行う所存である。また、引き続き、法廷において国や製薬企業による薬害肝炎の加害責任を追求し、真相究明、再発防止および肝炎感染者全員に対する充実した治療体制や生活保障の確立、社会的差別の解消を目指し全力で取り組む決意である。
<会報『エール』第6号に掲載>
東京で開かれた薬害根絶フォーラムにYellにメンバーも参加。
2004年11月13日(土)、全国薬害被害者団体連絡協議会(薬被連)の主催により、薬害根絶フォーラムが開催されました。会場となった北里大学白金キャンパス(東京)には、薬害被害者・支援者が全国から多数集まり、熱気あふれる集会となりました。薬害肝炎原告団も薬被連のメンバーとしてこの集会に参加しました。名古屋からも、弁護士2名、支える会メンバー2名が会場に足を運びました。

第1部では、薬害ヤコブ、MMR、陣痛促進剤、筋短縮症、スモン、サリドマイド、イレッサの被害者が、それぞれの薬害の実態を報告しました。そして「輸血医療の薬害被害」について特別の時間枠を設けて、薬害エイズと薬害肝炎についての報告が行われました。
薬害肝炎の報告では、まず小松雅彦弁護士(薬害肝炎東京弁護団)が薬害肝炎訴訟の現状を解説し、肝炎患者全体の被害回復を目指した闘いへの支援を呼びかけました。
原告団からは、まず、東京原告18番さんが出産の際の出血によってフィブリノゲンを投与されてC型肝炎に罹患した経験をふまえて、被害者のおかれた実態を切々と説明しました。次に、東京原告8番さんが、出生直後に第IX因子製剤(クリスマシン)を投与されてC型肝炎に罹患したという事実を知った際のとまどいや治療への不安、国や製薬会社に対する怒りを、率直な語り口で訴えました。最後に、大阪原告桑田智子(くわた・さとこ)さんから、薬害のない社会の実現に向けて共にがんばりましょうと会場に呼びかけて、薬害肝炎原告団からの報告を終えました。

第2部では、「徹底討論 医薬品販売の規制緩和」と題したシンポジウムが行われ、規制改革の一環として他の商品と異なる医薬品の特性を無視した規制緩和の動きが強まっていることに対して非常に強い懸念が示され、コンビニ販売、テレビ電話による薬剤師関与、薬剤のネット販売等の現状に対する異論が相次ぎました。
集会の最後に声明文が採択されましたが、その中に「過去の誤った血液行政の犠牲者である薬害C型肝炎感染被害者の即時完全救済を実現すべきである」ことが明記されました。
<会報『エール』第6号に掲載>
飯野証人尋問の様子を法廷内で再現。
報告集会でスライドを使ってこれまでの全国の訴訟の動きと支える会・名古屋(Yell)の活動と、実名公表原告さんへのインタビューを行いました。
金田さんの感想
10月26日第6回名古屋期日と報告集会が行われました。
あいにくの雨の中皆さん参加していただきありがとうございました。期日がある日はいつも身の引き締まる思いで、今回もどんな新しい真実が明らかになるのか、しっかりと見極めたいと思いながら参加しました。
大阪の証人に立たれた飯野先生の証言を再現していただき、病気の事を再確認して、判ってはいましたが「私はいま元気だけれど、この先やっぱり悪くなるのかな」と改めて不安に思いました。
報告集会では支える会の学生さんが作成したパワーポイントで病気の事、これまでの活動状況などを説明してもらいとても分かりやすく、またその完成度の高さにとても感動しました。
また代表の中塚さんによる(いいとも風、進悟ショッキング)が行われ、ゲストに九州の原告小林さん、大阪の原告桑田さん、私の夫、そして私がなり中塚さんのジョークを交えた質問に、会場中がとても和やかな雰囲気になりました。私もとても楽な気持ちで話すことが出来ました。本当に支える会のみなさんの一生懸命さには毎度の事ながらありがとうの気持ちでいっぱいになります。これからもよろしくお願いいたします。
原告の小林さん、桑田さんと話ができて原告同士の交流はとても大事だと思いました。原告及び被害者の交流の輪がもっと広がるといいなと思います。
また息子の手紙を読んでくれてありがとうございました。息子には時々病気の事は話していたのですが、改めて手紙を書いてくれて私の事、病気の事を真剣に考えていてくれていたと判り、母として改めて21歳になった息子の成長を嬉しく思いました。我が息子ながら素直に嬉しくすごく感動しました。
〜手紙〜
皆さんはじめまして。いつも母がお世話になっています。また集会や公判に出席できなくて申し訳ありません。常日頃から母から今回の活動についてはよく聞いており、いつかは出席したいと思っています。
母の話や以前母が作成した文章を呼んだ内容によると、母がC型肝炎で入院していた当時、私は2才だったらしいです。また真面目に、C型肝炎で苦労した話を聞いたのはつい最近の事で、今までなにかの病気だというのは知っていましたが、まさかHIVの様な薬害感染による病気だとは思ってもいませんでした。今まであえて詳しく聞くこともなく、いつも健康に見える母しか見ていませんでした。それが当たり前で馬鹿みたくうるさく、いまだに子離れができていない笑顔を絶やさない、そんな母しか知らずに生活してきました。
だから2才だった私は両親が苦しんでいる時を全く覚えていません。その為ギャップを感じているのか母の話や母が書いた文章ではあまりに愕然としか感じられず、全く状況等が掴めないというのか、正直何をしたらいいのか、私自身わからないのが本音です。
かといって、目をそむけるつもりはありません。最近よくC型肝炎のニュースを見かけます。私なりに少ない量ですがどんなことなのか勉強して、やはり薬品のずさんな管理や認識の低さなどけっして許される事だとは思えません。
母だけに限らず薬害感染によって人生が狂ってしまった方が沢山いるのが目の前にある最大の事実であり、その事実を知っていながらも何事もなかったかのように過ごしているという、その対極の事実を野放しにして、曇に隠れてうやむやにする訳にはいきません。と私が思う素直な意見です。みなさん頑張ってください。
話は変わりますが、母は私がちょうど中学生の頃よく私に「プラス思考、プラス思考」と言っていました。何事もプラスに考えなくては面白い人生もつまらなくなります。母の受け売りではありますが、どんな人の人生でもおもしろくない最低な人生なんてありえません。今過ごしている素晴らしい人生をプラス思考でより良くなる様にと思い、皆様に「人生はプラス思考」という言葉を送ります。
最後になりますが、私自身文章で自分の気持ちを表現するのはどうも苦手で、短い文章の中でどこまで私の気持ちが伝わったのかわかりません。そんな事からいつか皆様方にお会いしていろいろな話ができる日を楽しみにしております。
また私は母をはじめ皆様方の努力をいつまでも応援しております。
そして、私自身充分な協力体制ではない中、勝手ながら関係者の皆様方どうか母をこれからもよろしくお願いいたします。
平成16年10月22日
和子の次男

<会報『エール』第6号に掲載>
支える会・名古屋とエイズボランティアグループ「PLUS」合同でBBQ大会を行いました。
支える会・名古屋、PLUSのメンバーのほか、薬害肝炎訴訟原告の金田和子さんご夫妻、薬害エイズ訴訟元原告のJさんが参加しました。

場所は名古屋市営の公園にある無料BBQ広場。週末は利用者で一杯になるので、朝7時前から場所取り(場所取り班さん、ご苦労さま)。その甲斐あって、屋根がある良い場所を確保できました。
食材を買い出しに行って、下ごしらえをし、火をおこして、午前11時からBBQ開始!! 焼き肉を食いだめる者、ひたすら飲む者、酔いつぶれる者、サンマを焼く者、焼きソバ炒めに熱中する者、水鉄砲スナイパーなどが入り乱れて、収拾がつかないにぎやかな会になりました。
初対面同士の人も多かったですが、BBQを楽しんでお互いに仲良くなれたと思います。
暗くなってから花火を楽しみ、最後は小林さん譲りの「ハッスル!ハッスル!」でシメました。

<会報『エール』第5号に掲載>
東京で行われた薬害根絶デーに参加。午前中のうちわ配りに始まり、厚労省前ではリレートーク、さらに議員会館で全国学生の会立ち上げなど盛りだくさんの内容でした。
薬害根絶デー報告1(署名提出)
フィブリノゲン納入医療機関調査・公表を求める署名へのご協力ありがとうございました。
短い期間にもかかわらず、320名分の署名が集まりました。
全国で集めました署名と合わせて5000人分余を、昨日8月24日、坂口厚生労働大臣に提出してきました。(写真は薬害根絶誓いの碑の前で署名用紙を受け取る坂口厚労大臣)

署名活動は、厚労省が納入医療機関を公表するまで、今後も引き続き行ってゆきます。
今後ともご協力をよろしくお願いいたします
薬害根絶デー報告2(街頭宣伝)
24日、午前10時から、銀座数寄屋橋で、「薬害根絶デー」のうちわを配る街頭宣伝活動を行いました。
支える会・名古屋からも4名が参加しました。
1時間ほどの活動で、街行く人々に1300枚のうちわを配りました。
(画像は「支える全国学生の会」のTシャツ)

薬害根絶デー報告3(リレートーク)
11時45分からは、厚生労働省に向かってマイクで訴えかける「リレートーク」が行われました。
薬被連代表の花井十伍さん、いしずえ理事の増山ゆかりさん、日肝協事務局長の高畠譲二さん、衆議院議員の本多平直さん、参議院議員の小池晃さんなどが次々にマイクを握り、厚労省に対して、薬害発生の責任を認め、被害者を救済するように訴えました。

薬害肝炎訴訟の原告も、福岡訴訟の山口美智子さん、大阪訴訟の桑田智子さんたち実名公表原告がマイクを握り、厚労省に訴えかけました。名古屋訴訟原告の金田和子さんも「私は感染被害を受けて育児も十分できなかった。厚労省は責任を認めて。」と訴えました。

全国の薬害肝炎を支える会の学生たちもマイクを握りました。「支える会・名古屋」の中塚進悟代表(名城大2)は、「実名を隠して闘わなければならない原告の気持ちを考えてほしい。間違っていることは間違っていると言える勇気を厚労省の皆さんに持ってもらいたい。」と訴えかけました。

薬害根絶デー報告4(碑の前式典)
厚生労働省の中庭に「誓いの碑」があります。サリドマイド、スモン、HIV感染のような悲惨な被害をくり返さないため努力するとの誓いが刻まれています。薬害根絶デー行動は1999年8月24日にこの碑が建立されたことを記念して行っています。
午後1時から、碑の前で式典が行われました。中庭は被害者、支援者でいっぱいになりました。
薬被連代表の花井さんが坂口厚生労働大臣に要望書を手渡し、大臣が挨拶をしました。厚生労働大臣が根絶デーの行動に参加するのは昨年からです。
引き続き、薬害肝炎大阪訴訟原告の桑田さんが大臣にフィブリノゲン納入医療機関の調査・公表を求める署名5000人分を手渡しました。大臣は、厚労省がすでに把握している約500の医療機関だけでなく、フィブリノゲンが納入された全ての医療機関名を年内に公表するだろうと述べました。
(写真は碑の前式典が行われた中庭の様子。坂口大臣はずっと奥の碑の前)

薬害根絶デー報告5(全国学生の会立ち上げ)
午後2時から第2議員会館第1会議室で「薬害肝炎訴訟を支える全国学生の会立ち上げ集会」を行いました。全国から訴訟を応援している約60名の学生が集まりました。
衆議院議員の菅直人さん、加藤公一さん、本多平直さん、参議院議員の小池晃さんが駆けつけ、「このような社会問題に取り組む若者を見て、大変嬉しく思う」などのご挨拶をいただきました。(画像は菅直人さん)

続いて各地学生による活動報告、各地で作成したメッセージキルトの披露がありました。全国5地区で作成したキルトは、福岡原告の福田さん自作の手をつなぐ若者の図柄が刺繍されたキルトを中心にひとつにつなげられました。

続いて各地から出し物が披露されました。出し物は東京が「クイズ薬害肝炎トリビア」、大阪が薬害根絶の願いを込めた寸劇「美少女3戦士」(写真は悪役「デビル厚労省マン」をやっつける3戦士)、名古屋と福岡が原告と支援の学生作の詩の朗読でした。

そして、最後に、これから全国の学生が連携して薬害肝炎訴訟原告を支えてゆくことを確認する「声明文」を発表しました。

薬害根絶デー報告6(薬害対策弁護士交流集会)
午後4時から弁護士会館で薬害対策弁護士交流集会が行われました。
サリドマイド、スモン、薬害エイズ、薬害ヤコブ、大阪MMR(新三種混合ワクチン)、薬害肝炎、イレッサの被害者、訴訟に関わる弁護士と、薬被連、薬害オンブズパースンが一堂に集まって報告と問題提起をしました。
基調報告をしたスモン弁護団の豊田誠弁護士は、「薬害は、被害者の人間の尊厳を理不尽に傷つける。被害と加害の実態を明らかにし、社会に知らせなければ、被害の回復も、薬害防止もない。」と、被害者の立場に立つ重要性を説かれました。
意見交換のあと、くり返される薬害の防止と、被害救済をめざして「全国薬害問題対策弁護士連絡会(薬害弁連)(仮称)」の設立をめざすことが確認されました。
薬害根絶デー報告7(報告集会)
午後6時から薬害肝炎原告団・支える会の「薬害根絶デー活動報告集会」が行われました。
薬被連から午前中の文部科学省交渉、厚生労働省交渉の様子が報告されました。フィブリノゲン納入医療機関公表の問題については、厚労省が「年内公表」から前進せず、早期公表を求める薬被連交渉団との議論は1時間近く空転したということでした。
最後に、薬害肝炎の各地の原告が感想を述べました。沖縄からやってきた匿名原告の女性が、「今日はこれだけたくさんの人たちがいることを見られて、来てよかったです。自然災害ならあきらめもつく。でも薬害はダメです。病気を治すのが薬、国民を守るのが国なのに・・・。」と話したところで声を詰まらせました。
(写真は福岡訴訟の実名公表原告・福田衣里子さん)

薬害根絶デー報告8(ハッスル!ハッスル!)
午後7時から懇親会を行いました。報告集会を行っていた弁護士会館の部屋にサンドイッチとつまみとビールを持ち込んで、乾杯をしました。
東洋大学の片平洌彦教授、衆議院議員の本多平直さんも参加してくださいました。
朝から盛りだくさんの一日をともにして、充実感と心地よい疲れで盛り上がりました。
最後は福岡訴訟原告の小林邦丘さんの「最後はみんなでハッスルだ!」のかけ声で、「3、2、1、ハッスル! ハッスル!」でシメました。
翌日(25日)は大阪地裁で、肝臓病専門医である飯野四郎証人の被告反対尋問期日なので、学生の多く+弁護士若干名はこのまま貸し切りバスで大阪に直行となりました。名古屋から参加した支える会の学生4名も全員バスで大阪に向かいました。
原告団・弁護団・支える会のバイタリティを見せつけられた一日でした。お疲れ様でした。

薬害根絶デー報告9(金田さんの感想)
名古屋訴訟実名公表原告・金田和子さんの感想です。
8月24日東京で行われた薬害根絶デーに初めて参加しました。全国薬害被害者団体の方々が一同に集まり、午前10時から文部科学省、午後2時から厚生労働省へ要望書を渡しました。
文部科学省ではいろいろ要望がありましたが、その中でも特に二度と子ども達を薬害の被害者にも加害者にもしたくないという思いから、薬害に対する教育がとても重要で学校の教科書にも載せて下さいと要望しました。
厚生労働省ではいろいろな薬害の事が取り上げられましたが特にフィブリノゲン製剤の納入医療機関名を公表することに関して、年内ではなく判っている分だけでも早急に公表できないか、等のやりとりが一時間以上もありましたが結局平行線のまま結論が出ず8月末まで持ち越しとなりました。
厚生労働省前のリレートークでいきなり話すことになり、下準備も何もなくて私の思う事を何も話せなくてとても失礼しました。
支える会の皆さんありがとうございました。皆さんと一緒に頑張ります。これからもよろしくお願いいたします。
私も薬害の患者なのですが、世の中には私の知らない薬害がたくさんあることを改めて知り勉強不足というかとても考えさせられた1日でした。
薬害根絶の碑の前で碑文を何度も繰り返し読みました。
もう二度と薬害は繰り返さないでほしい、その思いをさらに強くしました。
(画像は、支援の学生さん(上)、リレートークを取材するTVクルー(下))


<会報『エール』第5号に掲載>
8月3日に名古屋地方裁判所で薬害肝炎訴訟の第5回口頭弁論が行われました。夏休み中の平日にもかかわらず、多くの人が傍聴に詰めかけてくれました。
まず裁判では、旧ミドリ十字は1987年にクリスマシン(第\因子製剤)の肝炎発生対策会議を開くなど、クリスマシンの投与が血清肝炎を引き起こす危険性が高いことを認識していたことを原告の側が指摘しました。
この日は、名古屋訴訟に原告として参加している金田和子(かなだ・かずこ)さんが実名を公表して記者会見に臨み、裁判への理解と協力を訴えました。
(写真は金田さんの記者会見)
C型肝炎に対する誤解や偏見から、職場や学校、就職などで不利益を受けるC型肝炎感染者が少なくありません。そのため、薬害肝炎訴訟では原告のプライバシーを守るために匿名で訴訟を行っています。
一方で、このような社会的事件は、より多くの人に関心を持ってもらい、問題を解決する後押しをしてもらうことが大切です。薬害エイズもハンセン問題も、世論の応援がなければあのような解決はできなかったでしょう。
金田さんは記者会見で、
「私が実名公表する事で、マスコミ等に取り上げられ、その事によってこの薬害肝炎を、より多くの人達に知ってもらい、その被害がどのようなものか世間に広める事で、この薬害に対する世論が盛り上がってきて欲しいです。
世論の盛り上がりを力に、原告団と弁護団そして支援してくれる多くの方々と力を合わせてこの裁判に絶対勝ちたいと思います。」
と訴えました。
報告集会では薬害肝炎Q&A第2弾を行いました。
また、実名公表の記者会見を終えた金田さんに、支える会・名古屋の西尾祥之さんが、応援メッセージを贈りました。
支える会・名古屋の西尾祥之と申します。
実名公表された金田さんへ、応援のメッセージをお贈りさせて頂きます。
本日の実名公表には、大変な勇気と決断が伴ったことと思います。
実名公表の影響、その不安や心配について思いを巡らされたのではないでしょうか。
私たち、支える会の者が、金田さんに代わることは勿論できないですから、プレッシャーや悩みを代わりに持つことは、確かにできないかもしれません。
しかし、私たちにできることがあります。支えるという想いを胸に、世論という大きな波を生む強い風になることができます。また、この裁判、そして実名公表に対し心無い人からの偏見があれば、それを打ち破り、正す剣になることができます。
私たちにできることはたくさんあるはずです。
何も悪くなく、国に対して勇気をもって声を上げられたことに対して、拍手を贈られるべき原告の方が、ご自分の名前を公表することについて苦悩される...この現状さえもきっと変えていける、そう信じています。
私たち支える会・名古屋のメンバーは、本日、金田さんから頂いた勇気を、ずっとずっと大切に育んでいこうと思います。そして、その勇気をいっぱいに膨らませて、これから何倍にもしてお返しをしよう、そう思っています。
どうぞ、これからもお身体を大切に、そして一緒に進んで行きましょう

写真は名古屋のメッセージキルト
<会報『エール』第5号に掲載>
福岡で全国学生の会の準備として七夕集会が開かれました。名古屋からはこれまでの活動報告をまとめたスライドを紹介。
<会報『エール』第4号に掲載>
名城大学で大阪原告桑田さんをお招きして勉強会を開催しました。
<会報『エール』第4号に掲載>
フィブリノゲン製剤の販売名を「フィブリノーゲン・ミドリ」から「フィブリノゲン・ミドリ」と変更したことを理由に製剤再評価の対象外としたことについて糾弾。また、旧厚生省幹部が旧ミドリ十字に天下りしている事実を示し、癒着体制を指摘。
報告集会では薬害肝炎Q&Aと九州原告福田さんの講演を行いました。
<会報『エール』第3号に掲載>
南山大学、名古屋大学で勉強会を開催。『エール』には名古屋大学での勉強会の報告が掲載されています。
<会報『エール』第3号に掲載>
名古屋原告9番さんの意見陳述と旧ミドリ十字がフィブリノゲン製剤そのものの有用性評価に主眼をおいた治療報告ないし症例報告等の公表論文を見出すことができなかったと認めていることを指摘。
<会報『エール』第3号に掲載>
ついに会として正式に発足しました。これ以降、会としての支援活動が活発になっていきます。
<会報『エール』第3号に掲載>
東海高校で開催されている年1回の一般向けの企画の一環として薬害肝炎についての説明を行いました。
<会報『エール』第2号に掲載>
名古屋原告5番さんの意見陳述と旧ミドリ十字の当時の社長がプール血漿の危険性を認識していたことを指摘。
<会報『エール』第1号に掲載>
南山大学初の勉強会で試行錯誤の勉強会といったもののようです。『エール』にその時の苦労が少し書かれています。
<会報『エール』第1号に掲載>
名古屋最初の期日です。名古屋原告1番さんの意見陳述が行われました。